漢字検定1級用四字熟語・YOJIJUKUGO for Kanken level 1
漢検1級学習において四字熟語が大変重要な位置を占めている。下記の四字熟語の中で、或いは重要度の比較的に低いと思われるものも含まれているが、知っておいて損がないかと思われる。
漢字検定1級用四字熟語
漢検1級用四字熟語 | 作者:ウスコフ・エフゲニ(漢検1級に受かったロシア人) |
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燕昭築台 | えんしょうちくだい = 先従隗始 |
有夏昏徳 | ゆうかこんとく 人民を苦しめる政治体制 |
結縁八講 | けちえんはっこう =結縁灌頂 |
形名審合 | けいめいしんごう =形名参同 |
形影相親 | けいえいそうしん =形影相弔 |
君子徳風 | くんしとくふう 君子なる人物の徳は草に対する風のよう |
矩步引領 | くほいんりょう 項を延ばした歩き方 |
黄絹色糸 | こうけんしきし = 黄絹幼婦 |
高下相傾 | こうげそうけい 物事の相違が相対的に現れる |
功虧一簣 | こうきいっき =一簣の功 |
挙一反三 | こいちはんさん =挙一明三 |
堅石白馬 | けんせきはくば =堅白同異 |
堅甲利刃 | けんこうりじん =堅甲利兵 |
犬牙相錯 | けんがそうさく =犬牙相制 |
噂沓背憎 | そんとうはいぞう 面前で媚び諂う、後ろで讒言する |
王述擲卵 | おうじゅつてきらん = 王述忿狷 |
空梁月落 | くうりょうげつらく =屋梁落月 |
琴棋詩酒 | きんきししゅ 上品な娯楽 |
金枝花萼 | きんしかがく 皇族の子孫 |
人琴之嘆 | じんきんのたん 人の死を憂える |
天涯海角 | かいかくてんがい 遠い地 |
虚霊不昧 | きょれいふまい 観念し、諦観する |
哄堂大笑 | こうどうたいしょう 大笑い |
鬨堂大笑 | こうどうたいしょう 大笑い |
才藻富贍 | ぶんそうふせん 博い知識・造詣 |
嚼歯穿齦 | しゃくしせんぎん 強く怒る |
浹髄淪膚 | しょうずいりんぷ 深く感銘する |
簪纓縉紳 | しんえいしんしん 高貴な人・役人 |
層峰塁巒 | そうほうるいらん 峨峨たる山脈 |
邨醸野肴 | そんじょうやこう 田舎のご馳走 |
不堪佃田 | ふかんでんでん 農業に不向きな土地 |
黙識心通 | もきししんつう = 以心伝心 |
淪肌浹髄 | りんきしょうずい 潤いのある皮膚・感銘を受ける |
泓崢蕭瑟 | おうそうしょうしつ 深い水と険しい山が静かなさま |
次第梯磴 | しだいていとう 順序と秩序 |
敗亡怪顛 | はいぼうけでん 驚愕し、狼狽する |
鞭笞策進 | べんちさくしん 励む |
九流百家 | きゅうりゅうひゃっか = 諸子百家 |
驚喜雀躍 | きょうきじゃくやく = 欣喜雀躍 |
恐惶敬白 | きょうこうけいはく = 恐惶謹言 |
翹首企足 | ぎょうしゅきそく = 鶴立企佇 |
翹足引領 | ぎょうそくいんりょう = 延頸挙踵 |
玉肌香膩 | ぎょくきこうじ = 肌肉玉雪 |
旭日東天 | きょくじつとうてん = 旭日昇天 |
玉石在間 | ぎょくせきざいかん = 玉石混淆 |
御溝紅葉 | ぎょこう(の)こうよう = 紅葉良媒 |
挙世無双 | きょせいむそう = 天下無双 |
魚目混珠 | ぎょもくこんしゅ = 魚目燕石 |
魚鱗鶴翼 | ぎょりんかくよく 魚の鱗と鶴の翼に似た陣形 |
帰命稽首 | きみょうけいしゅ 心から拝め敬う |
牛驥共牢 | ぎゅうききょうろう = 牛驥同皁 |
牛驥一皁 | ぎゅうきいっそう = 牛驥同皁 |
宮車晩駕 | きゅうしゃばんが = 宮車晏駕 |
求全之毀 | きゅうぜんのそしり 完璧であろうとしても非難される |
窮鼠噛狸 | きゅうそごうり = 窮鼠嚙猫 |
家徒壁立 | かとへきりつ = 家徒四壁 |
刮目相看 | かつもくそうかん = 刮目相待 |
活計歓楽 | かっけいかんらく 悠悠自適にして贅沢三昧 |
隔靴爬痒 | かっかはよう = 隔靴掻癢 |
花晨月夕 | かしんげっせき = 花鳥風月 |
華山帰馬 | かざんきば = 偃武修文 |
画虎成狗 | がこせいく = 画虎類狗 |
寡見鮮聞 | かけんせんぶん = 寡聞少見 |
河漢斯言 | かかんしげん = 河漢の言 |
改轍易途 | かいてつえきと = 改弦易轍 |
史魚黜殯 | しぎょちゅつひん 自分の死を以て諌める |
道之以徳 | どうしいとく 正しい教えは徳を涵養する手段である |
開誠布公 | かいせいふこう = 開心見誠 |
開迹顕本 | かいしゃくけんぽん = 仏陀は現象世界に現れた昔に悟りを得た存在の仮の姿であるとする教え |
改弦更張 | かいげんこうちょう = 改弦易轍 |
温文儒雅 | おんぶんじゅが = 温文爾雅 |
王公大人 | おうこうたいじん = 王侯将相 |
偃武恢文 | えんぶかいぶん = 偃武修文 |
掩耳偸鈴 | えんじとうりん = 掩耳盗鐘 |
一発双貫 | いっぱつそうかん = 一石二鳥 |
一筆勾断 | いっぴつこうだん = 一筆抹殺 |
一筆抹倒 | いっぴつまっとう = 一筆抹殺 |
異榻同夢 | いとうどうむ = 同床異夢 |
殷天動地 | いんてんどうち = 驚天動地 |
飲流懐源 | いんりゅうかいげん = 飲水思源 |
鳳泊鸞飄 | ほうはくらんぴょう 別れた夫婦;失望と落胆する |
塵羹土飯 | じんこうとはん = 塵飯塗羹 |
鬼出神行 | きしゅつしんこう = 神出鬼没 |
才学博通 | さいがくはくつう 才能と深い学がある |
貴紳淑女 | きしんしゅくじょ = 紳士淑女 |
窺山通谷 | きゅうざんつうこく = 窮山幽谷 |
心寛体舒 | しんかんたいじょ 落ち着いた態度 |
匠石運斤 | しょうせきうんきん 優れた技 |
身言書判 | しんげんしょはん 登用する際の人物評価 |
辛苦遭逢 | しんくそうほう 苦しいことを経験する |
紛紛聚訴 | ふんぷんしゅうそ = 諸説紛紛 |
咽喉右臂 | いんこうゆうひ 重要なこと、場所を抑える |
虎吻鴟目 | こふんしもく = 人面獣心 |
人頭畜鳴 | じんとくちくめい = 人面獣心 |
挿花俗物 | そうかぞくぶつ 華道の人は教養がない |
襟韻灑落 | きんいんさいらく 綺麗な風景;穢れのないこと |
為山止簀 | いざんしき 大きなことを成し遂げようとして、最後に少しの努力不足で挫折する |
又打又罵 | ゆうたゆうば 打つ、𠮟る |
踊躍歓喜 | ゆやくかんぎ 喜ぶ |
頭曼単于 | とうまん ぜんう 匈奴族の領袖の名前 |
冒頓単于 | ぼくとつ ぜんう 匈奴族の領袖の名前 |
単峰駱駝 | ひとこぶらくだ 一瘤駱駝 |
一生補処 | いっしょうふしょ 現世は一時的な現象で、来世で成仏する |
摂引容受 | しょういんようじゅ 温和に勧誘する (折伏の反対) |
積功累徳 | しゃっくるいとく 修行を通して、功徳を修める |
毛挙細故 | もうきょさいこ 些細なことに拘泥する |
心堅石穿 | しんけんせきせん 根気強く行えば、何でも成し遂げられる |
兵車之会 | へいしゃのかい 軍人の会合 |
朋党比周 | ほうとうひしゅう 徒党を組んで、他者を排除する |
方領矩歩 | ほうりょうくほ 儒学者 |
撲朔謎離 | ぼくさくめいり 性別不明 |
無妄之福 | むぼうのふく 予想外の幸運 |
麪市塩車 | めんしえんしゃ 雪景色 |
妄想之縄 | もうぞうのなわ 人間の心に苦悩を与える煩悩 |
維摩一黙 | ゆいまいちもく 沈黙は多弁より有意義である |
宥坐之器 | ゆうざのき 均衡の重要性を証明する器具 |
有職故実 | ゆうそくこじつ 古い仕来りに準拠した制度や習慣 |
庸中佼佼 | ようちゅうのこうこう 凡人のなかで優れている者 |
耀武揚威 | ようぶようい 武の威勢を誇示する |
蘭亭殉葬 | らんていじゅんそう 骨董品に大変なほど執着する |
六言六蔽 | りくげんのりくへい 徳は弊害に変貌し得る |
魯般雲梯 | ろはんうんてい 腕のいい大工が工作した天に届く梯子 |
急功近利 | きゅうこうきんり 急いで功を立てようと間近の利益を得ようとする |
竜瞳鳳頸 | りょうどうほうけい 気品と高貴さ溢れる風貌 |
蕭敷艾栄 | しょうふがいえい 雑草のようなとるにたらない人物 |
豎窮横亙 | じゅきゅうおうこう どこまでも行き渡る |
曼倩三冬 | まんせんさんとう 優れた才能;学を修める速度が速い |
髻中明珠 | けいちゅうみょうしゅ 秘匿された奥義 |
紛紅駭緑 | ふんこうがいりょく 綺麗な花が咲いて、風に靡かれている |
巨眼赭髯 | きょがんしゃぜん 精悍な風貌 |
玉趾珠冠 | ぎょくししゅかん 身分の高い人(の召しものとその姿) |
感孚風動 | かんぷふうどう 感化と感動させる |
黒歯雕題 | こくしちょうだい 歯を染めたり、刺青をしたり |
正笏一揖 | しょうしゃくいちゆう 礼装を着て礼儀正しく振る舞う |
截趾適履 | せっしてきり 合わないものを無理に合わせようとしている |
貧賤驕人 | ひんせんきょうじん 身分の低い人が威張っていること |
懿公喜鶴 | いこうきかく 大事なものを蔑ろにして、些末的なものに拘泥する |
儻来之物 | とうらいのもの 予想せずに入手したもの;運で得たもの |
紛華奢靡 | ふんかしゃび 煌びやかで派手 |
波流弟靡 | はりゅうたいび 止まらずに変動する世の中 |
鞦韆院落 | しゅうせんいんらく ぶらんこがある中庭付きの邸宅 |
攀轅扣馬 | はんえんこうば = 攀轅臥轍 |
藕断糸連 | ぐうだんしれん 密接に継続されている関係 |
竹苑椒房 | ちくえんしょうぼう 皇室の子孫 |
壎篪相和 | けんちそうわ 兄弟が仲のいい |
沈湎冒色 | ちんめんぼうしょく 酒や色事に溺れる |
鬼手仏心 | きしゅぶっしん 酷い行為にみえても、実は優し故 |
焦熬投石 | しょうごうとうせき 憔悴していて、脆い |
懸河瀉水 | けんがしゃすい 流暢な話し方 |
銀河倒瀉 | ぎんがとうしゃ 大きい瀑 |
南箕北斗 | なんきほくと 名実が伴わない |
闘諍堅固 | とうじょうけんご 宗派同士の譲らない論争 |
外強中乾 | がいきょうちゅうかん 外観は強そうだが、中は脆い |
金碧輝煌 | きんぺききこう 綺麗なかがやき |
横徴暴斂 | おうちょうぼうれん 厳しく税金を徴収する |
束皙竹簡 | そくせきちくかん 資料を解読できる才能 |
夸父逐日 | かほちくじつ 自分の力量を弁えずに、達成できない目標にはしる |
瑾瑜匿瑕 | きんゆとくか 立派なものにも隠された欠点がある(あっても、さほどの問題ではない) |
大寒索裘 | たいかんさくきゅう ことに及んでから準備対策に取り掛かる |
大醇小疵 | たいじゅんしょう 良いものに少しばかりのきずが含まれる |
箕裘之業 | ききゅうのぎょう 先祖から受け継いだ生業 |
王楊盧駱 | おうようろらく 中国の唐代初期にいた有名な詩人 |
懸鶉楽道 | けんじゅんらくどう みすぼらしい恰好で赤貧に甘んじる清い生活 |
不遑枚挙 | ふこうまいきょ 数えるのも手間のかかるほど沢山 |
大貉小貉 | たいばくしょうばく 野蛮な為政者 |
排斥擠陥 | はいせきせいかん 排除したり、陥れたりする |
孟浪咄嗟 | もうろうとっさ 適当な処置 |
擠陥讒誣 | せいかんざんぶ 讒言で相手に冤罪を掛ける |
解脱幢相 | げだつどうそう 仏教神職者の衣装 |
枕冷衾寒 | ちんれいきんかん 孤独な睡眠 |
塵思埃念 | じんしあいねん 俗世の邪念 |
投瓜得瓊 | とうかとくけい 親密な関係のしるしとしてものを授受する;価値の少ないものを贈って、返しに高価なものを受け取る |
踰牆鑽隙 | ゆしょうさんげき 不純交際 |
柔茹剛吐 | じゅうじょごうと 弱い者に強くあたって、強い者に対して諂う |
手甲脚絆 | てっこうきゃはん 四肢を守るために身に付ける道具 |
康衢通逵 | こうくつうき 大きな道 |
阡陌交通 | せんぱくこうつう 複数の道が交差している |
晨煙暮靄 | しんえんぼあい 朝の霧、夕方の靄 |
栄枯休咎 | えいこきゅうきゅう 栄えると衰える;幸福・不幸 |
儀狄之酒 | ぎてきのさけ 上質の酒 |
能事畢矣 | のうじひつい できるだけのことをやっておく;終わる |
浴沂之楽 | よくきのたのしみ 俗世間から遠ざかって、ゆったりと暮らす |
簡明扼要 | かんめいやくよう 要点をちゃんと理解した明確な説明 |
一牛吼地 | いちぎゅうこうち 直ぐ傍の距離 |
心曠神怡 | しんこうしんい 大らかな性格で落ち着いた感じ |
晶瑩玲瓏 | しょうえいれいろう 美しい宝石のように透き通っている |
同室操戈 | どうしつそうか 親戚同士が仲が悪い |
嗷嗷待哺 | ごうごうたいほ 空腹のとき腹部から聞こえる音;助けを待つ |
悲歌悵飲 | ひかちょういん 悲しい気持ちで歌って、不満をこぼす |
槁項黄馘 | こうこうこうかく 衰えて落ちぶれる |
馳騁縦横 | ちていじゅうおう 思うように振る舞う |
土扶成牆 | どふせいしょう 戮力協心で大きいことを成し遂げられる |
及肩之牆 | きゅうけんのしょう 容易に中が見ええる垣;未熟 |
趙州洗鉢 | ちょうしゅうせんぱつ 仏教の修行を日常生活のようにする |
完璧帰趙 | かんぺききちょう 貴重なものが帰ってくる |
鯢桓之審 | げいかんのしん 大物があつまるところ |
名声籍甚 | めいせいせきじん 名声が世の中に広く知れ渡る |
枕経藉書 | ちんけいしゃしょ 本を読むに夢中になる |
緩歌縵舞 | かんかまんぶ ゆっくりとした拍子で歌って舞う |
箝口結舌 | かんこうけつぜつ 口を噤んで、黙る |
欺軟怕硬 | ぎなんはこう 弱いものをいじめ、強いものに媚び諂う |
憑虚御風 | ひょうきょぎょふう 俗世間を超越している気分 |
晦人不倦 | かいじんふけん 絶えず人に教え諭す |
孜孜不倦 | ししふけん 頑張りぬく |
帷蓋不棄 | いがいふき 使えなくなったものでも、惜しんで、捨てない |
烽火連天 | ほうかれんてん 兵燹が多方面に広がっている |
蒹葭玉樹 | けんかぎょくじゅ 劣っている人が上の人に依存する |
煩悶懊悩 | はんもんおうのう 考えで苦悩する |
懊悩呻吟 | おうのうしんぎん 様々な事柄を考えて悩む |
羅綺千箱 | らきせんばこ 実用性を欠いた贅沢 |
嘔心瀝 | おうしんれきけつ 力いっぱいでことに当たる |
王述忿狷 | おうじゅつふんけん 怒りっぽい性格 |
楽羊啜子 | がくようてっし 忠心を見せるために身内を殺す |
滾瓜爛熟 | こんからんじゅく 習熟度の高い造詣や技能 |
嫁娶不同 | かしゅふどう 自分側にとって有利な婚姻関係構築方法 |
冤家路窄 | えんかろさく 避けたい人に出くわす |
一里撓椎 | いちりどうつい 多くの人間が同一のものを唱えたら、それが事実として定着する |
魴魚赬尾 | ほうぎょていび 国を治めるものの努力 |
金屋貯嬌 | きんおくちょきょう 愛人を抱える |
四絃一撥 | しげんいっぱつ 琵琶の全ての弦を同時に鳴らす;寂寥たる心情 |
一糸不苟 | いっしふこう 全てのことにまじめにとりくむ |
当面蹉過 | とうめんさか 直ぐ傍に居乍ら見落とす |
雨笠煙蓑 | うりゅうえんさ 漁業関係者の様子 |
老生常譚 | ろうせいのじょうだん なんども聞かされたことある陳腐な話し |
呉市吹簫 | ごしすいしょう 有能なものがそのとき苦しい生活を強いられる |
米珠薪桂 | べいしゅしんけい 生活する上で必要なものの値段が大変高い |
赴湯蹈火 | ふとうとうか 危険性を顧みず、果敢に行う |
循規蹈矩 | じゅんきとうく 決まり事を守ったうえの行動 |
閨英閣香 | けいえいかっこう 学問に優れ、才能の有る婦人 |
参天弐地 | さんてんじち 天の徳と地の徳が等しい |
麋鹿之姿 | びろくのすがた 下品で粗末 |
銷遣之具 | しょうけんのぐ 憂いを無くす方法 |
青楼薄倖 | せいろうはっこう 遊女を買うところに通う浮気男 |
虫臂鼠肝 | ちゅうひそかん 役に立たない、価値のないもの |
風檣陣馬 | ふうしょうじんば 力強い文 |
飢腸轆轆 | きちょうろくろく お腹が空いたとき胃腸から聞こえる音 |
鉄梃大尽 | かなてこだいじん 頑固 |
単樸浅近 | たんぼくせんきん 素朴にして洗練されていない |
大梵高台 | だいぼんこうだい 豪華な建築物 |
蓼莪之詩 | りくがのし 父母の死を憂える |
磨揉遷革 | まじゅうせんかく 善なる方に育成する |
蓼虫忘辛 | りょうちゅうぼうしん その環境になれたら、たとえその悪い部分でも受け入れる |
翹足引領 | ぎょうそくいんりょう 強く俟つ |
頭会箕斂 | とうかいきれん 税金を沢山聚める |
医鬱排悶 | いうつはいもん 憂いや心配を無くす |
四顧寥廓 | しこりょうかく 周囲にものがなく、寥落している |
截髪易酒 | せっぱつえきしゅ 自分を犠牲にしても来客を手厚く饗す |
長江天塹 | ちょうこうてんざん 長江という川 は自然の壕のようなもの |
淋漓尽致 | りんりじんち 素晴らしい文 |
雍也論語 | ようやろんご 学問をすぐにしなくなる |
固陋蠢愚 | ころうしゅんぐ 井見の蛙にして、優柔不断 |
強理勁直 | きょうりけいちょく 理に強く、直情である |
仰事俯畜 | ぎょうじふちく 生計を立てる、家のもの豢擾 |
敵愾同仇 | てきがいどうきゅう 敵の敵を相手にその敵とともに戦う |
康衢通逵 | こうくつうき 大きい通り |
流血浮尸 | りゅうけつふし 戦で流れる血と屍の山々 |
彭祖之寿 | ほうそのじゅ 稀にみる長生き |
中冓之言 | ちゅうこうのげん 性的営みが行われる場所に言われる言葉 |
朱脣榴歯 | しゅしんりゅうし 美しい女性 |
灼然炳乎 | しゃくぜんへいこ 輝かしいほど明らかである |
捨閉閣抛 | しゃへいかくほう 念仏を唱えるだけの修行方法 |
鑿竇止水 | さくとくしすい 悪い事を除こうと、逆にその拡大の原因を作る |
昂首闊歩 | こうしゅかっぽ 恣に傍若無人に行動する |
噴薄激盪 | ふんぱくげきとう 水流が強い |
耆老久次 | きろうきゅうじ 年とっても昇格できない |
仏籬祖室 | ぶつりそしつ 仏陀の教えの宗派 |
老莱戯綵 | ろうらうぎさい 年とっても親に尽くす |
含牙戴角 | がんがたいかく 動物全般 |
操刀傷錦 | そうとうしょうきん 力量不足で自分を損なう、若しくはことを駄目にする |
禽息鳥視 | きんそくちょうし 無駄に生きること |
頭北面西 | ずほくめんさい 遺体を置ける方角 |
華封三祝 | かほうさんしゅく 人生における三つの幸福:長生き・金持ち・息子が多い;対してそれらは三つの不幸の元でもある |
拒諫飾非 | きょかんしょくひ 忠告に耳を傾けず、自分の失態を取り繕おうとする |
戴封積薪 | たいほうせきしん 皆の役に立つ目的のために自分を犠牲にすること |
故歩自封 | こほじふう 旧態依然に拘泥している |
絶観忘守 | ぜっかんぼうしゅ 悟りの境地 |
輸攻墨守 | しゅこうぼくしゅ 防衛と攻撃が拮抗している |
易如反掌 | いじょはんしょう 容易にできる |
一言蔽之 | いちげんへいし たった一言で全てを言いつくす |
一言九鼎 | いちげんきゅうてい 大きな意味が含有されることば |
集腋成裘 | しゅうえきせいきゅう ちょっとずつあつめれば、大きなものを作れる(比喩的にも使われる) |
広宵大暮 | こうしょうたいぼ 死を悲しむ |
信誓旦旦 | しんせいたんたん 心から誓いをたてる |
桃林処士 | とうりんしょし 牛の異称 |
二桃三士 | にとうさんし 謀略で他人を失脚させる |
五方雑処 | ごほうざっしょ 都会でにおけるどこも雑多な感じ |
旦暮周密 | たんぼしゅうみつ ずっと真面目に取り組み続けること |
三密瑜伽 | さんみつゆが 密教における修行 |
未練未酌 | みれんみしゃく 諦めがついていない |
咬牙切歯 | こうがせっし 悔しい気持ち |
懸河瀉水 | けんがしゃすい 流暢なこと |
尺蚓穿堤 | せきいんせんてい 微々たることで、大きな被害が発生する |
卓爾不群 | たくじふぐん 群を抜くこと |
梧前灯火 | ごぜんとうか 読書する |
塵垢粃糠 | じんこうひこう 役に立たない |
粗鹵迂遠 | そろうえん 品質が劣っていて、無益 |
粗鹵狭隘 | そろきょうあい 無知蒙昧 |
狼心狗肺 | ろうしんこうはい 残忍で、貪欲 |
鶏犬不寧 | けいけんふねい 不安で落ち着かない |
孤灯一穂 | ことういっすい 一灯 |
鬼家活計 | きかかっけい 無意味なこと |
羅織虚構 | らしききょこう 冤罪 |
子虚烏有 | しきょうゆう 無の状態 |
延陵季子 | えんりょうきし 世の中を治政する |
紛擾雑駁 | ふんじょうざっぱく いろんなものが入り乱れる |
兵荒馬乱 | へいこうばらん 戦争で世が乱れる |
非驢非馬 | ひろひば なんともいえない状態 |
馬痩毛長 | ばそうもうちょう 貧乏状態で知恵が回らなくなる |
攀轅扣馬 | はんえんこうば 強く役人を慰留する |
木牛流馬 | ぼくぎゅうりゅうば 兵糧運搬装置;敵対勢力を欺くからくり |
東岳大帝 | とうがくたいてい 寿命を支配する神 |
天魔波旬 | てんまはじゅん 修行を邪魔する魔物 |
紫緋紋綾 | しひもんりょう 偉い人の服装 |
理世撫民 | りせいぶみん 平和な世の中 |
南風之詩 | なんぷうのし 平和な世 |
金石糸竹 | きんせきしちく 諸々の楽器 |
程門立雪 | ていもんりっせつ 学生が先生を尊敬する、教わりたい気持ちでいる |
以湯沃雪 | いとうようせつ 容易に遣り遂せること |
雪中送炭 | せっちゅうそうたん 困っている人を助ける |
竜肝豹胎 | りょうかんひょうたい 珍奇なもの |
一身是胆 | いっしんしたん 懼れない態勢 |
琴心剣胆 | きんしんけんたん 優雅なことを嗜み、尚武の心構えもある |
団雪之扇 | だんせつのおうぎ 時節にあわないもの、愛情が切れること |
肝腎肝文 | かんじんかんもん 極めてに大事なこと |
肝胆胡越 | かんたんこえつ 遠いもの同士は似たり、近いもの同士が異なったりする場合がある |
報仇雪恨 | ほうきゅうせっこん 敵に復習して、雪辱を果たす |
蟹行鳥跡 | かいこうちょうせき 東洋と西洋のそれぞれの文字 |
煙視媚行 | え ん し びい こう 雄が雌を待ち望んでいる |
雲外蒼天 | うんがいそうてん 苦労や困難の向こうにいいことが待っている |
白荼赤火 | はくとせきか 大規模な戦闘 |
羽翼既成 | うよくきせい 基盤や土台が整備される |
天人冥合 | てんじんめいごう 神と人の調和 |
伝観播弄 | でんかんはろう 大勢の人に弄われる |
天香桂花 | てんこうけいか 美人の婉曲表現 |
田園将蕪 | でんえんしょうぶ 田畑があれる |
三徴七辟 | さんちょうしちへき 丁寧な招き方 |
顛越不恭 | てんえつふきょう 人倫に背き、言うことをきかない |
顛委勢峻 | てんいせいしゅん 河川の水勢が強い |
滴水嫡凍 | てきすいてきとう 高い集中力で修行する |
程孔傾蓋 | ていこうけいがい 旧知と偶然に出会う |
棣華増映 | ていかぞうえい = 棣鄂之情 |
烏孫公主 | うそんこうしゅ 特定の目的を達成するために婚姻関係を結ぶ |
有相執著 | うそうしゅうじゃく 現象世界に拘泥する |
一結杳然 | いっけつようぜん 文の絶妙な後味 |
怡然自得 | いぜんじとく 落ち着いていて、満足している |
黯然失色 | あんぜんしっしょく ショックによる脱力感に襲われる |
毛骨悚然 | もうこつしょうぜん 強く怖がる |
煩悶懊悩 | はんもんおうのう 悩む、苦しむ、悶える |
優孟衣冠 | ゆうもういかん 他の人の真似る |
閑人適意 | かんじんてきい 隠居して、悠悠自適 |
游移不定 | ゆういふてい 踏み出せず、ぐずぐず |
傾揺解弛 | けいようかいし 不安で、ことを疎かにする |
招揺過市 | しょうようかし 偉そうに住宅街を闊歩する |
伯牙絶弦 | はくがぜつげん 友達が亡くなる |
考証該博 | こうしょうがいはく = 博引旁証 |
伯夷叔斉 | はくいしゅくせい 兄弟姉妹の順番 |
得匣還珠 | とっこうかんしゅ 外見を重視して、本質を度外視 |
杯水輿薪 | はいすいよしん = 足りない・役に立たない |
以弁飾知 | いべんしょくち 言葉で言いつくろう |
一新更始 | いっしんこうし 刷新 |
逸事奇聞 | いつじきぶん 珍しいはなし |
軟紅車塵 | なんこうしゃじん 華やかなまち |
敦厚周慎 | とんこうしゅうしん 厚い人情にして、慎みを以て行動する |
斗升之禄 | としょうのろく 僅かな給料 |
土豪悪覇 | どうごうあくは = 土豪劣紳 |
徳性滋養 | とくせいじよう 道徳を育成する |
董遇三余 | とうぐうさんよ = 読書三余 |
委曲求全 | いきょくきゅうぜん 細部にわたって全体を書きあらわす |
按部就班 | あんぶしゅうはん 順序正しく文章を執筆する |
暗渡陳倉 | あんとちんそう 人に気づかれないように関係を持つ |
安歩当車 | あんぽとうしゃ 代替行為を通して不足していることを疑似的に得る |
安常処順 | あんじょうしょじゅん 如何なる心配がない |
怒髪指冠 | どはつしかん = 怒髪衝天 |
投珠報宝 | とうしゅほうほう = 投桃報李・桃来李答 |
循常習故 | じゅんじょうしゅうこ 旧態依然のやり方 |
異榻同夢 | いとうどう = 同床異夢 |
刀耕火耨 | とうこうかどう = 刀耕火種 |
陳思七歩 | ちんしちちほ 繍腸 |
行不由径 | こうふゆけい こそこそせず、堂々と行う |
韜光養晦 | とうこうようかい = 韜光晦迹 |
倒懸之急 | とうけんのきゅう 緊迫している状態 |
不学亡術 | ふがくむじゅつ = 無知蒙昧 |
鴬語花舞 | おうごかぶ 麗らかな春 |
鵬霄万里 | ほうしょうばんり = 鵬程万里 |
円孔方木 | えんこうほうぼく 物事が合わない |
貌合心離 | ぼうごうしんり 表向きで仲良くしているが、内心で反目の気持ちを抱く |
逢掖之衣 | ほうえきのい 儒者の服装 |
褒衣博帯 | ほういはくたい 儒者の服装 |
縫衣浅帯 | ほういせんたい 儒者の服装 |
奴顔婢膝 | どがんひしつ 卑屈なる振る舞いや態度 |
小草生月 | おぐさおいづき 2月の異称 |
怨徹骨髄 | えんてつこつずい 怨めしく思う念が身体髪膚に染み込む |
背山起楼 | はいざんきろう = 建築物で美しい風景を台無しにする |
仏足石歌 | ぶっそくせきか 仏陀の足を拝める聖歌 |
直言無諱 | ちょくげんむき = 直言極諫 |
活火激発 | かっかげきはつ 勢いの激しい火 |
格調高雅 | かくちょうこうが 高貴で優雅 |
千変万軫 | せんぺんばんしん = 千変万化 |
廓然無聖 | かくねんむしょう 究極の心理を悟った境地に入る |
和容悦色 | わようえつしょく = 和気藹藹 |
六趣輪廻 | ろくしゅりんね = 六道輪廻 |
麋蒙虎皮 | びもうこひ 珍しい獲物 |
魯魚陶陰 | ろぎょとういん = 魯魚亥豕 |
識途老馬 | しきとろうば = 老馬之智 |
山簡倒載 | さんかんとうさい 飲酒を嗜好する |
困知勉行 | こんちべんこう 根気強く頑張る |
黄中内潤 | こうちゅうないじゅん 有能者がその才能を秘匿している |
兼愛交利 | けんあいこうり 汎愛精神 |
戒驕戒躁 | かいきょうかいそう 驕らないで、慌てないこと |
外寛内明 | がいかんないめい 他の人に対して穏健で、自分自身に厳格 |
花鳥月露 | かちょうげつろ 見目良い風景 |
和気香風 | かきこうふう 和やかな天候で、馨しい風 |
花天月地 | かてんげっち 花が咲き、月が明るし |
寒花晩節 | かんかばんせつ 老いても節操を守る |
三月庭訓 | さんがつていきん 勉強をすぐやめる |
百口嘲謗 | ひゃっこうちょうぼう = 万目睚眥 |
楊子岐泣 | ようしききゅう = 哭岐泣練 |
蜂房水渦 | ほうぼうすいか 家が沢山密集している |
蓬頭赤脚 | ほうとうせききゃく = 蓬頭垢面 |
懐才不遇 | かいさいふぐう いろいろ上手くいかない;有能な者が重宝されていない |
趁熱打鉄 | ちんねつだてつ 鉄は熱いうちに打て |
恩沢洪大 | おんたくこうだい 深い慈しみ |
如意宝珠 | にょいほうじゅ 霊験灼たかな宝珠 |
懊悩焦慮 | おうのうしょうりょ 悩む |
昊天罔極 | こうてんもうきょく 自分の両親に対する恩 |
神蛇先暴 | しんだせんばく = 甘井先竭 |
霊龜先灼 | れいきせんしゃく = 甘井先竭 |
招木先伐 | しょうぼくせんばつ = 甘井先竭 |
秋空霽海 | しゅうくうせいかい 我欲のない清い心 |
矜高倨傲 | きょうこうきょごう = 傲慢不遜 |
哀感頑艶 | あいかんがんえん どんな心境の人でも感動されるほどの素晴らしい声 |
謬悠之説 | びゅうゆうのせつ 妄説 |
牝鶏司晨 | ひんけいししん = 牝鶏之晨 |
貧賤憂戚 | ひんせんゆうせき いやしくてまずしい |
宝篋印塔 | ほうきょういんとう 仏教の塔 |
淵広魚大 | えんこうぎょだい 然るべき環境が整備されていれば、その規模や性質にあった当事者が現れる |
英雄好色 | えいゆうこうしょく 英雄たる人物は目合う行為を嗜好する |
猿号擁柱 | えんごうようちゅう 弓術に長けた人物 |
抜山翻海 | ばつざんほんかい = 抜山蓋世 |
厭穢欣浄 | おんえごんじょう 欣求浄土 |
断根枯葉 | だんこんこよう 悪いことを根括ぎに芟除する |
破天荒解 | はてんこうかい = 前人未到 |
亦歩亦趨 | えきほえきすう 学生が先生から学ぶ |
祥月命日 | しょうつきめいにち 死亡月日 |
開源節流 | かいげんせつりゅう 収入源を確保し、出費を抑える |
心慌意乱 | しんこういらん 大変慌て乱心する |
玉肌香膩 | ぎょくきこうじ 美肌 |
相如四壁 | しょうじょしへき 家が貧乏で壁以外なにもない |
君子自慊 | くんしじけん 賢い人は自分の力量にいつまでも満足せず努力を重ねる |
資弁捷疾 | しべんしょうしつ 先天的に弁舌が上手くて、行動力ある |
亮遺巾幗 | りょういきんかく めめしい |
焉哉乎也 | えんさいこや 様々な助辞 |
哀悼痛惜 | あいとうつうせき 人が亡くなるのを悼む |
阿保之功 | あほのこう 幼き者を育て養うこと |
蕉鹿之夢 | しょうろくのゆめ この世は大変儚い例え |
廉頗負荊 | れんぱふけい 真面目に謝る |
海翁失鷗 | かいおうしつおう 卑しい魂胆が見破られる |
海内冠冕 | かいだいのかんべん 随一で無双 |
怪誕不経 | かいたんふけい 怪しくて、不稽 |
譎詭不経 | けっきふけい 誇張ででたらめ |
凱風寒泉 | がいふうかんせん 両親と子供が互いを大事にしあう |
駟不及舌 | しふきゅうぜつ 一回喋ったら、もう取り返しがつかない |
孤影悄然・狐影蕭然 | こえいしょうぜん ショボンで寂しい |
論功行賞 | ろんこうこうしょう 実績に合った報酬 |
藍尾之酒 | らんびのさけ 一番年をとった者が飲む特別のめでたい酒 |
松柏後凋 | しょうはくごちょう 苦境にこそ人の本当の価値が試される |
橙黄橘緑 | とうこうきつりょく 冬のはじめの暖かい天気 |
不得要領 | ふとくようりょう 肝心なところを掴めていない |
散髪箕踞 | さんぱつききょ 何にも束縛されていない隠者 |
東山高臥 | とうざん-こうが 幽境に隠居する |
前度 劉郎 | ぜんどりゅうろう 去った人が帰る |
茶煙鬢糸 | ちゃえんびんし 年をとって昔を思い出す |
孟浪杜撰 | まんらんずさん・もうろうずさん いいかげん |
愛執染着 | あいしゅうぜんちゃく 恋煩悩 |
銀鱗躍動 | ぎんりんやくどう 活発な活動 |
吃喝嫖賭 | きっかつひょうと 食べる、酒を飲む、春を買う、博打する |
偃武恢文 | えんぶかいぶん = 偃武修文 |
掩目捕雀 | えんもくほじゃく = 掩耳盗鐘 |
厭穢欣浄 | おんえごんじょう = 欣求浄土 |
改弦更張 | かいげんこうちょう = 改弦易轍 |
開三顕一 | かいさんけんいち = 開権顕実 |
開迹顕本 | かいしゃくけんぽん =仏陀は仮の姿で、本体は既に成仏 |
開誠布公 | かいせいふこう = 開心見誠 |
改頭換尾 | かいとうかんび = 改頭換面 |
河漢斯言 | かかんしげん = 河漢之言 |
刮目相看 | かつもくそうかん = 刮目相待 |
月明星稀 | げつめいせいき 一人の豪傑で多数の人物の存在感が薄れる |
言近旨遠 | げんきんしえん 普通の言葉でも、深長な意味合いを含有する |
献芹之意 | けんきんのい 自分の贈り物を謙遜する |
堅苦卓絶 | けんくたくぜつ 苦難に忍耐する素質 |
継往開来 | けいおうかいらい 昔のことを受け継いで、進歩させる |
傾家蕩産 | けいかとうさん 金を蕩尽して、破産する |
計日程功 | けいじつていこう あっという間に遣り終える |
継体之君 | けいたいのきみ 正統なよつぎ |
繋臂之寵 | けいひのちょう 気に入られること |
掲斧入淵 | けいふにゅうえん 間違ったやりかた |
游移不定 | ゆういふてい 優柔不断 |
懸車之年 | けんしゃのとし 官吏が退職する年 |
瓊葩綉葉 | けいはしゅうよう 華美な花卉、刺繍のような葉っぱ |
鶏骨支床 | けいこつししょう 喪にあって、羸痩している |
傾盆大雨 | けいぼんのたいう 強い雨 |
月白風清 | げっぱくふうせい 月様が白く光り、風が清らか |
群盲評象 | ぐんもうひょうぞう 多数の視力障がい者が象を議題に語り合う |
為山止簀 | いざんしき = 九仞の功を一簣に虧く |
垂頭喪気 | すいとうそうき ショボンである |
随処為主 | ずいしょいしゅ 常に自立的である |
空穴来風 | くうけつらいふう 噂にも根拠 |
久遠実成 | くおんじつじょう 仏陀の輪廻転生 |
苦尽甘来 | くじんかんらい = 一陽来復 |
求聞持法 | ぐもんじほう 記憶力増強方法 |
君子固窮 | くんしこきゅう 君子も人間である |
薫陶成性 | くんとうせいせい 菁莪 |
群分類聚 | ぐんぶんるいじゅう 同じ物を集め、違うものを分ける |
解甲帰田 | かいこうきでん 軍を辞めて、農業する |
空山一路 | くうざんいちろ 奥深い山脈の一本道 |
金泥精描 | きんでいせいびょう 金色の塗料で精密にえがく |
僅有絶無 | きんゆうぜつむ ほぼ何もない |
狂悖暴戻 | きょうはいぼうれい 道理に暗く、乱暴 |
驍勇無双 | ぎょうゆうむそう 天下無双 |
梟盧一擲 | きょうろいってき 博奕 |
屹然特立 | きつぜんとくりつ 山が高く聳える |
揮汗成雨 | きかんせいう 人込み |
閑花素琴 | かんかそきん 穏やかな春 |
物議洶然 | ぶつぎきょうぜん = 物論囂囂 |
頑執妄排 | がんしゅうもうはい 専念する |
汗馬刀槍 | かんばとうそう 激しい戦闘 |
狙公配事 | そこうはいじ = 朝三暮四 |
棠陰比事 | とういんひじ 裁判実話集 |
山木自寇 | さんぼくじこう = 膏火自煎 |
昃食宵衣 | しょくしょくしょうい 天子が政治に明け暮れる |
三徴七辟 | さんちょうしちへき 礼儀を尽くして立派な人を招聘する |
快馬加鞭 | かいばかべん 能力のあるものにさらなる努力をさせる |
雲笈七籤 | うんきゅうしちせん 道教の書籍 |
逐禍之馬 | ちっかのうま = 伐性之斧 |
狐凭鼠伏 | コヒョウソフク = 城狐社鼠 |
提綱挈領 | ていこうけつりょう 肝心なところを把握する |
梯山航海 | ていざんこうかい 何か大きなことを成し遂げようとするものが、険しい修行する |
亭亭皎皎 | ていていこうこう 遠くに輝く |
適怨清和 | てきえんせいわ 憎むほど優れている |
雕虫小技 | ちょうちゅうしょうぎ = 咬文嚼字 |
顔子一瓢 | がんしいっぴょう = 箪食瓢飲 |
彫肝琢腎 | ちょうかんたくじん =彫心鏤骨 |
大徳不官 | だいとくふかん = 大道不器・大信不約 |
大成若欠 | たいせいじゃくけつ = 大弁若訥 |
瓜葛之親 | かかつのしん 親戚が多い |
唐明有悌 | とうめいゆうてい = 長枕大被 |
跌蕩放言 | てっとうほうげん 周りを構わず好き勝手に振る舞う |
意義活恩 | いぎかつおん = 大義滅親 |
銀鱗躍動 | ぎんりんやくどう 活発な活動 |
吃喝嫖賭 | きっかつひょうと 食べる、酒を飲む、春を買う、博打する |
偃武恢文 | えんぶかいぶん = 偃武修文 |
掩目捕雀 | えんもくほじゃく = 掩耳盗鐘 |
厭穢欣浄 | おんえごんじょう = 欣求浄土 |
改弦更張 | かいげんこうちょう = 改弦易轍 |
開三顕一 | かいさんけんいち = 開権顕実 |
開迹顕本 | かいしゃくけんぽん =仏陀は仮の姿で、本体は既に成仏 |
開誠布公 | かいせいふこう = 開心見誠 |
改頭換尾 | かいとうかんび = 改頭換面 |
河漢斯言 | かかんしげん = 河漢之言 |
刮目相看 | かつもくそうかん = 刮目相待 |
月明星稀 | げつめいせいき 一人の豪傑で多数の人物の存在感が薄れる |
言近旨遠 | げんきんしえん 普通の言葉でも、深長な意味合いを含有する |
献芹之意 | けんきんのい 自分の贈り物を謙遜する |
言行枢機 | げんこうすうき 言行は何より肝心 |
継往開来 | けいおうかいらい 昔のことを受け継いで、進歩させる |
傾家蕩産 | けいかとうさん 金を蕩尽して、破産する |
一成不変 | いっせいふへん 一度できてしまえば、もう変えられない |
計日程功 | けいじつていこう あっという間に遣り終える |
継体之君 | けいたいのきみ 正統なよつぎ |
繋臂之寵 | けいひのちょう 気に入られること |
掲斧入淵 | けいふにゅうえん 間違ったやりかた |
厚貌深情 | こうぼうしんじょう 外見は真面目で、心が深い |
懸車之年 | けんしゃのとし 官吏が退職する年 |
瓊葩綉葉 | けいはしゅうよう 華美な花卉、刺繍のような葉っぱ |
鶏骨支床 | けいこつししょう 喪にあって、羸痩している |
傾盆大雨 | けいぼんのたいう 強い雨 |
月白風清 | げっぱくふうせい 月様が白く光り、風が清らか |
群盲評象 | ぐんもうひょうぞう 多数の視力障がい者が象を議題に語り合う |
為山止簀 | いざんしき = 九仞の功を一簣に虧く |
垂頭喪気 | すいとうそうき ショボンである |
随処為主 | ずいしょいしゅ 常に自立的である |
空穴来風 | くうけつらいふう 噂にも根拠 |
久遠実成 | くおんじつじょう 仏陀の輪廻転生 |
苦尽甘来 | くじんかんらい = 一陽来復 |
求聞持法 | ぐもんじほう 記憶力増強方法 |
君子固窮 | くんしこきゅう 君子も人間である |
空花乱墜 | くうげらんつい いいかげんで、でたらめ |
金泥精描 | きんでいせいびょう 金色の塗料で精密にえがく |
僅有絶無 | きんゆうぜつむ ほぼ何もない |
狂悖暴戻 | きょうはいぼうれい 道理に暗く、乱暴 |
驍勇無双 | ぎょうゆうむそう 天下無双 |
梟盧一擲 | きょうろいってき 博奕 |
屹然特立 | きつぜんとくりつ 山が高く聳える |
一身軽舟 | いっしんけいしゅう 自他の区別がなくなる |
揮汗成雨 | きかんせいう 人込み |
閑花素琴 | かんかそきん 穏やかな春 |
物議洶然 | ぶつぎきょうぜん = 物論囂囂 |
頑執妄排 | がんしゅうもうはい 専念する |
汗馬刀槍 | かんばとうそう 激しい戦闘 |
狙公配事 | そこうはいじ = 朝三暮四 |
棠陰比事 | とういんひじ 裁判実話集 |
山木自寇 | さんぼくじこう = 膏火自煎 |
昃食宵衣 | しょくしょくしょうい 天子が政治に明け暮れる |
三徴七辟 | さんちょうしちへき 礼儀を尽くして立派な人を招聘する |
快馬加鞭 | かいばかべん 能力のあるものにさらなる努力をさせる |
狐凭鼠伏 | コヒョウソフク = 城狐社鼠 |
提綱挈領 | ていこうけつりょう 肝心なところを把握する |
梯山航海 | ていざんこうかい 何か大きなことを成し遂げようとするものが、険しい修行する |
適怨清和 | てきえんせいわ 憎むほど優れている |
彫肝琢腎 | ちょうかんたくじん =彫心鏤骨 |
大徳不官 | だいとくふかん = 大道不器・大信不約 |
大成若欠 | たいせいじゃくけつ = 大弁若訥 |
瓜葛之親 | かかつのしん 親戚が多い |
唐明有悌 | とうめいゆうてい = 長枕大被 |
意義活恩 | いぎかつおん = 大義滅親 |
海屋添籌 | かいおくてんちゅう 長生きをほとごぐ |
飄飄踉踉 | ひょうひょうろうろう ふらふら |
飲讌贈遺 | いんえんぞうい 人をもてなして、贈り物を贈る |
詞人墨卿 | しじんぼっけい = 騒人墨客 |
宋弘不諧 | そうこうふかい = 糟糠之妻 |
千緒万縷 | せんしょばんる = 千緒万端 |
尺牘書疏 | せきとくしょそ 文章の上手なこと |
一笑置之 | いっしょうちし 相手にしない態度 |
俛出胯下 | ふしゅつこか = 韓信匍匐 |
黄茅白葦 | こうぼうはくい = 荒瘠斥鹵 |
倚玉之栄 | いぎょくのえい 優れた人に寄る |
攻苦食啖 | こうくしょくたん 根気強く苦境に耐える |
鑿飲耕食 | さくいんこうしょく 天下が平和で、生活が安らか;誰にでも支配されない |
翠繞珠囲 | すいじょうしゅい 美人や華美なものが沢山 |
落落穆穆 | らくらくぼくぼく 細かいことに拘らない |
孤臣孼子 | こしんげつし 侮られる庶子 |
百舎重繭 | ひゃくしゃちょうけん 長い旅で苦労する |
峻宇雕牆 | しゅんうちょうしょう 極めて豪華な住居 |
淪肌浹髄 | りんきしょうずい 深い感銘を受ける |
渇塵万斛 | かつじんばんこく 心底から人を待つ |
烏瑟膩沙 | うしつにしゃ 仏陀の頂にある髻 |
無見頂相 | むけんちょうそう 仏陀の頭にある肉髻 |
別有洞天 | べつゆうどうてん = 別有天地 |
芒刺在背 | ぼうしざいはい いてたまらなおい |
虚有縹渺 | きょうひょうびょう ぼんやりである |
揣合逢迎 | しごうほうげい 他人の気持ちを推測して、取り入られる |
追根究蔕 | ついこんきゅうたい 徹底的に研究する |
沈竈産蛙 | ちんそうさんあ 激甚の洪水 |
皎皎冽冽 | こうこうれつれつ 清いこと |
転彎抹角 | てんわんまっかく 諄い |
峻抜雄健 | しゅんばつゆうけん 他より遙かに強い |
咨咀逡巡 | しそしゅんじゅん = 優柔不断 |
事序繽紛 | じじょひんぷん 順序が乱れる |
杜鵑啼血 | とけんていけつ ホトトギスが鳴くときに血を吐くとされている |
嘉耦天成 | かぐうてんせい 婚姻を寿ぐ言葉 |
河東獅吼 | かとうしこう 嫉妬の感情の強い妻 |
感慨悲慟 | かんがいひどう 大変悲しむ |
嚼歯穿齦 | しゃくしせんぎん 憤懣すること |
脅肩諂笑 | きょうけんてんしょう 卑屈である |
教学相長 | きょうがくあいちょうず 教える側と教わる側の関わり合いで発生する相乗効果 |
斐然成章 | ひぜんせいしょう 豪奢な錦;文理が成就する;優れていること |
多生曠劫 | たしょうこうごう 幾たび生まれ変わるほど長い時間;永遠 |
刺股懸梁 | しこけんりょう 自分自身を酷使して、勉強する |
別有洞天 | べつゆうどうてん = 別有天地 |
合浦珠還 | ごうほしゅかん 遺失したものが又帰ってくる |
奇偉俶儻 | きいてきとう 優れて並々ならぬ |
継体之君 | けいたいのきみ 正統な天子 |
則闕之官 | そっけつのかん だいじょうだいじん(太政大臣)のこと |
折槁振落 | セッコウシンラク 迚容易い |
山筆海硯 | さんぴつかいけん 書き尽す |
恵風和暢 | けいふうわちょう めぐみの風でなごやかな気持ち |
鳳友鸞諧 | ほうゆうらんかい = 鳳友鸞交 |
晋秦之好 | しんしんのこう 強い団結;政略結婚;婚姻 |
鬼気森然 | きき-しんぜん 緊迫した雰囲気 |
杜漸防萌 | トゼンボウホウ 良くないことを起こる前に防ぐ |
摶沙一散 | たんさいっさん 人心が分散して纏まっていない |
楊震四知 | ようしんしち 常に清廉潔白であるべき |
軽描淡写 | けいびょうたんしゃ 大事な部分を取り扱わない |
稠人広衆 | ちゅうじんこうしゅう 群衆・公衆 |
君臣佐使 | くんしんさし 漢方薬の分類 |
沖漠無朕 | チュウバクムチン 全てがぼんやりしている |
聖衆来迎 | しょうじゅらいごう 諸菩薩 、仏の臨終の際に死者を迎える |
歓欣鼓舞 | かんきんこぶ 大いに喜ぶ |
嚢蛍映雪 | のうけいえいせつ 苦学 |
一筆勾消 | いっぴつこうしょう これまでのことを全部取り消す |
屠門大嚼 | ともんたいしゃく 代替行為で満足する |
窮閭阨巷 | キュウリョヤクコウ 狭苦しい貧民街 |
一旦豁然 | いったんかつぜん いきなり悟りを得る |
上行下効 | じょうこうかこう 下が上を見倣う |
牛糞馬涎 | ぎゅうふんばせん = 牛溲馬勃 |
月寒江清 | げっかんこうせい 月光が水に映って、涼しい天気 |
殷天動地 | いんてんどうち = 驚天動地 |
秀色神采 | しゅうそくしんさい 素晴らしい風景 |
帰真反璞 | きしんはんはく 自然の素朴さに帰る |
散官遊職 | かんさんゆうしょく = 尸位素餐 |
傅粉施朱 | ふふんししゅ 化粧 |
猜忌邪曲 | さいきじゃきょく 妬んで、邪な考えをする |
金枝花萼 | きんしかがく = 金枝玉葉・瓊枝玉葉 |
恍然大悟 | こうぜんたいご 小さい閃きから悟りの境地へ入る |
宋弘不諧 | ソウコウフカイ = 糟糠之妻 |
瞻前顧後 | せんぜんこコウ = 狐疑逡巡 |
先苦後甜 | せんくこうてん 苦労してから、楽する |
囊蛍映雪 | のうけいえいせつ = 車胤聚蛍 |
信口雌黄 | しんこうしおう = 口中雌黄 |
信口開河 | しんこうかいが = 口中雌黄 |
具膳餐飯 | ぐぜんさんはん 食事を作法に従ってすべきである |
適口充腸 | てきこうじゅうちょう 食べられるさえであるなら十分 |
飽飫烹宰 | ほうよほうさい 満腹時、美味しくても食べたくない |
飢厭糟糠 | きえんそうこう 空腹時、劣悪な食べ物でも食べる |
蛛糸馬迹 | ちゅうしばせき 追跡の手がかり;痕跡 |
喜燥悪湿 | きそうあくしつ 脾臓の特徴:乾燥に強く湿気に弱い |
洒掃薪水 | さいそうしんすい 日常的な家事 |
悪湿居下 | あくしつきょか 矛盾:濡れたくないのに、湿ったところにいる |
罪障消滅 | ざいしょうしょうめつ 成仏への妨げが消える |
依流平進 | いりゅうへいしん 年齢と経験を考慮した出世順番 |
敬頌新禧 | けいしょうしんき 新年を称える |
化居懋遷 | かきょぼうせん 品物を交易する |
唐明友悌 | とうめいゆうてい 兄弟仲の良いこと;親密な交際 |
百骸九竅 | ひゃくがいきゅうきょう 人の体 |
爵禄封侯 | しゃくろくほうこう 東洋画題:雀、鹿、蜂、猿 |
勿翦之歓 | ぶっせんのかん 聖賢の徳を偲ぶ意 =甘棠之愛 |
改邪帰正 | かいじゃきせい 悪事をやめ、正しい道を歩む |
巽与之言 | そんよのげん 穏やかで、柔らかかい言葉 |
牽羊悔亡 | けんようかいぼう 真教あれば、で憂えることはない |
意料無限 | いりょうむげん 無限に思いを巡らす |
捐金抵璧 | えんきんていへき お金を大切にしない |
救過不贍 | きゅうかふせん どうしようもないほど堕落した状態 |
大壑拐然 | たいがくかいぜん 強く波打っている状態 |
嘘寒問暖 | きょかんもんだん 他人の生活にいろいろと気を配る |
匏瓜空繫 | ほうかくうけい 優れた人が登用されない |
銖積寸累 | しゅせきすんるい 少量でも集まれば大量になる |
年老竜鍾 | ねんろうりょうしょう 老年になって衰える |
影迹無端 | えいせきむたん 手がかりが皆無 |
喧嘩囂躁 | けんかごうそう うるさい |
君子懐徳 | くんしかいとく 人を導く者は徳を目指さないといけない |
尺呉寸楚 | せきごすんそ 遠いところからみたら、ものが小さく見える |
座食逸飽 | ざしょくいっぽう 苦労せず、楽な生活を送る |
随珠弾雀 | ずいしゅだんじゃく 高価なものを適切ではない方法で使う |
七花八裂 | しちかはちれつ ばらばらになる |
危言聳聴 | きげんしょうちょう 壮語過言で聴く側を驚かせて怯ませる |
至孝貞淑 | しこうていしゅく 究極の孝行と貞操 |
撥弓曲矢 | はっきゅうきょくし 撥ねかえった弓と曲がった矢 |
帯金佩紫 | たいきんはいし 高い位 |
去華就実 | きょかしゅうじつ 見た目を度外視して、本質を究める |
良士瞿瞿 | りょうしくく すぐれた人物は慎む |
外円内方 | がいえんないほう = 外柔内剛 |
良士蹶蹶 | りょうしけつけつ すぐれた人物は事にはげむ |
良士休休 | りょうしきゅうきゅう すぐれた人物ははげみ慎んで心がゆったりする |
操奇計贏 | そうきけいえい 好機を利用して、利益をむさぼる |
睹物思人 | とぶつしじん 遺品で亡き人をしのぶ |
米塩瑣屑 | べいえんさせつ とても細かく複雑で、めんどい |
窮途潦倒 | きゅうとろうとう 苦しい境遇;失意 |
御溝紅葉 | ぎょこうこうよう 紅葉良媒 |
楊朱泣岐 | ようしゅきゅうき 人間は環境によって善にも悪にもなれる |
魏紫姚黄 | ぎしようこう 牡丹;美人 |
軒渠笑悦 | かんきょしょうえつ 笑うこと |
蠹紙堆裏 | としたいり 沢山の古い書物の中 |
山岳重畳 | さんがくちょうじょう 重なっている山々 |
遷徙偃仰 | せんしえんぎょう 時世の変貌に従って、自ら変化する |
胝肩繭足 | ちけんけんそく 努力する |
抱頭鼠竄 | ほうとうそざん 頭を抱えて、逃げる |
篳門閨竇 | ひつもんけいとう 貧しい家 |
蓬戸甕牖 | ほうこおうゆう ぼろい家 |
耳提面命 | じていめんめい 細部に亘った説明 |
羚羊挂角 | れいようけいかく 害を防ぐ;痕跡を残さない;詩境の超脱 |
蜩螗沸羹 | ちょうとうふっこう かまびすしい |
弓馬槍剣 | きゅうばそうけん 様々な武芸 |
集葯雄蕊 | しゅうやくゆうずい 管状となった合着した雄蕊の葯の部分 |
渇塵万斛 | かつじんばんこく 人を強い気持ちで待つ |
鋒芒逼人 | ほうぼうひょくじん 鋭い弁論で人を圧倒させる |
羸縢履蹻 | えいとうりきゃく 落ちぶれる |
三逕就荒 | さんけいしゅうこう 庭の三本の道が荒れ始める |
清浄寂滅 | しょうじょうじゃくめつ 老子と釈迦牟尼の教えそれぞれ |
敢為邁往 | かんいまいおう 思い切った行動 |
木戸御免 | きどごめん 見世物が行われる会場に無料で入れる特権 |
羨魚結網 | せんぎょけつもう = 臨淵羨魚 |
称体裁衣 | しょうたいさいい = 量体裁衣 |
虎嘯風烈 | こしょうふうれつ = 虎嘯風生 |
開宗明義 | かいそうめいぎ 冒頭で全体の内容を明かす |
柳陌花街 | りゅうはくかがい = 柳巷花街 |
一飽一襲 | いっぽういっしゅう 質素な暮らし向き |
舎虎逢狼 | しゃこほうろう = 前虎後狼 |
烏獲之力 | うかくのちから 腕力が凄まじい |
陰匿鉤距 | いんとくこうきょ 陰で他人を貶めようとしている |
殷殷奨飾 | いんいんしょうしょく 素直に鼓舞する |
艶言浮詞 | えんげんふし 媚びる姿勢 |
才芸器量 | さいげいきりょう 才知才能 |
柳媚花明 | りゅうびかめい = 柳暗花明 |
持盈保泰 | じえいほたい 盤石で安定していて、安泰である |
乱離骨灰 | らりこっぱい = ばらばら散る |
吐気揚眉 | ときようび 成功をおさめて、よろこぶ |
羊頭馬脯 | ようとうばほ 外見と実態が乖離している |
有脚陽春 | ゆうきゃくようしゅん 有徳者 |
邂逅相遇 | かいこうそうぐう 偶々であう |
門巷填集 | もんこうてんしゅう = 門巷填隘 |
物我一体 | もつがいったい 自他の境界がない |
権貴栄達 | けんきえいだつ 地位や立場が高い |
驚浪雷奔 | けいろうらいほん 波が強い |
堅守自盗 | けんしゅじとう 見守る筈のものが、任されたものを盗む |
驚喜雀躍 | きょうきじゃくやく 喜ぶ |
面従腹誹 | めんじゅうふくひ = 面従腹背 |
門衰祚薄 | もんすいそはく 一族が落ちぶれる |
面従背毀 | めんじゅうはいき = 面従腹背 |
秀外恵中 | しゅうがいけいちゅう 外形も内心も優れている |
大名鼎鼎 | たいめいていてい = 名声赫赫 |
毋望之禍 / 無望之禍 | むぼうのわざわい 想定外の不幸 |
琴歌酒賦 | きんかしゅふ 隠者の嗜み |
無妄之福 | むぼうのふく 想定外の幸運 |
茹毛飲血 | じょもういんけつ 未開の生活様式 |
順従謙黙 | じゅんじゅうけんもく 素直に従う |
窮斯濫矣 | きゅうしらんい 生活が苦しくなれば、心も荒れる |
発蒙振落 | はつもしんらく 容易いこと |
傍観縮手 | ぼうかんしゅくしゅ 袖手傍観 |
首施両端 | しゅしりょうたん 遅疑逡巡 |
志士仁人 | ししじんじん 知識も人格がすぐれている人物 |
燥荻枯柴 | そうてきこさい 敵軍の戦艦を燃やす |
有志竟成 | ゆうしきょうせい 目的に向かって頑張れば、いずれ必ずそれを達成できるはず |
班門弄斧 | はんもんろうふ 名人に対してその分野ぼ技量を誇示する |
鵬霄万里 | ほうしょうばんり = 鵬程万里 |
巫馬戴星 | ふばたいせい = 戴月披星 |
五角六張 | ごかくろくちょう 縁起がよくない日 |
句駮省便 | こうはくせいべん しっかりとした財政管理体制 |
血気方剛 | けっきほうごう 力が漲る壮丁者 |
撃排冒没 | げきはいぼうぼつ 力がゆるす限り攻める |
頂門金椎 | ちょうもんきんつい 的を射た諫言 |
彫肝琢腎 | ちょうかんたくじん = 彫心鏤骨 |
恵風和暢 | けいふうわちょう 風が心地よくて、穏やか |
怨望隠伏 | えんぼういんぶく 恨みを隠匿する |
形息名彰 | けいそくめいしょう 後世に名声に残す |
近朱必赤 | きんしゅひっせき 直接関われば、その影響を受ける |
斤斤計較 | きんきんけいこう 細部まで注意して、考える |
魚竜爵馬 | ぎょりょうしゃくば 古代中国の武芸の一種;贅沢な遊び |
窮閻漏屋 | きゅうえんろうおく 大逵の裏にあるあばら家 |
唐明有悌 | とうめいゆうてい = 大衾長枕 |
貫朽粟陳 | かんきゅうぞくちん 財産が多い |
寡二少双 | かじしょうそう 無双無敵 |
定位対沖 | てい(じょう)いたいちゅう 凶方位 |
仮公済私 | かこうさいし 立場を利用して私腹を肥やす |
淵明把菊 | えんめいはきく 風流を楽しむ人 |
范冉生塵 | はんぜんせいじん = 甑塵釜魚 |
詞人墨卿 | しじんぼっけい = 騒人墨客 |
除狼得虎 | じょろうとくこ = 前虎後狼 |
赤箭青芝 | せきせんせいし = 牛溲馬勃 |
摧眉折腰 | さいびせつよう 卑屈な態度 |
羌無故実 | きょうむこじつ = 未曾有・斬新奇抜 |
四字熟語は漢検1級の中で、30点が配点されている第4部だけでなく、読みや故事・諺などの部分にも幅広く出題されるので、四字熟語に関する知識は漢検1級の合格を目指すものにとっては極めて重要な意味をもっている。
A list of 4 kanji-character idioms (“yojijukugo”) for the Kanji Kentei level 1 (Kanken level 1).
Yojijukuko have a heavy significance for the Kanken level 1 with almost 1/4 of all questions for each individual test being directly or indirectly related to these expressions, mastering of which is absolutely essential for passing the Kanji Kentei level 1 test.